Clinical Study on Gangrenous Ischemic Colitis

2002 
目的:壊死型手術症例の臨床的特徴,早期手術適応決定におけるSIRSの有用性,術後PMXの有効性を検討した.対象と方法:壊死型手術症例13例の臨床的特徴を一過性型20例と比較検討した.さらに入院時SIRSスコアー,術前SIRS陽性率を算出し,手術適応の判定に有用であるかを検討した.また術前術後のAPACHE IIスコアの推移を生存群11例と死亡群2例で検討した.さらにPMXの有効性を検討するために生存群の術後SIRS陽性期間,術後APACHE IIスコアーの推移をPMX施行群5例,未施行群8例で比較検討した.(結果)壊死型は高齢者で基礎疾患を有し,入院時にSIRSを呈する症例に発症していた.手術適応の判定にSIRSの有無,持続期間は有用であった.PMX群では術後SIRS期間の短縮やAPACHE IIスコアの早期低下がみられたが,術前APACHE IIスコアが高値の症例には無効で,早期診断と手術適応決定が望まれる.
    • Correction
    • Source
    • Cite
    • Save
    • Machine Reading By IdeaReader
    7
    References
    0
    Citations
    NaN
    KQI
    []
    Baidu
    map